メッセージ

高濃度炭酸泉

これからはヨーロッパだけのものではありません

ヨーロッパでは、19世紀半ばから泉温の低い炭酸泉の入浴療法が盛んに行われてきました。これはまず高濃度の炭酸泉が多いこと、そして温泉に娯楽性を求める日本とは異なり、むしろ炭酸泉のもつ大きな入浴効果を求めていたからです。

MR炭酸泉シリーズは、全く新しい構造の膜を使い、非常に高い溶解効率で、炭酸ガス濃度が1000ppm以上の人工炭酸泉を製造・供給できる世界で初めての画期的な装置です。

安全で確かなものをご提供させていただくために

三菱レイヨングループは、人工炭酸泉製造装置を開発するにあたり、人にどのような影響があるのかを、1998年より人工炭酸泉研究会を通して、広範な分野の先生方に研究していただきました。その結果得られた貴重なデータや文献に基づいて、人工炭酸泉装置は開発されています。

どのような濃度で、どのような水温で、作り方はと、多くの疑問がクリアーになり、併せて必要となる関連機器も開発してきました。例えば、高濃度炭酸水にどれくらい炭酸ガスが溶け込んでいるのかを調べる測定器は適当なものが無く、われわれはこの測定器も独自の技術で作り出し、さらに大型浴槽用装置では濃度表示もできるようになりました。40℃の水温で炭酸ガスの飽和濃度は約1000mg/lです。装置の設定を変えると最大1200〜1300mg/lの過飽和の人工炭酸泉を作り出すことができますが、それ以上の濃度は炭酸ガスが大気中に放出させるだけで有益なことは何もありません。また、濃度と溶解効率を無視すれば、おおざっぱに炭酸ガスとお湯を混合するだけで、人工炭酸泉は作ることができます。大きな泡が肌に付き、すばらしい炭酸泉のように思われますが、飽和濃度を意識し、適切にコントロールされて調製されたものと違い、炭酸ガスが溶解せずに泡として大気中に出てしまっていることが多いのです。空気中の炭酸ガスは0.04%、呼気には4%ぐらい含まれていますが、さらに高濃度になれば安全性に問題を生じます。

人工炭酸泉装置の商品化におきましては、いかに効率よく炭酸ガスを溶かし、いかに浴槽側に出さないようにするか苦心してきました。MR人工炭酸泉装置シリーズの製品は、高い溶解効率を有し、さらに未溶解のガスは分離廃棄し、浴槽側に出て行かないシステムになっています。このように、人が安心して楽しめる人工炭酸泉の装置化は、長年の医療専門家の先生方の基礎研究と三菱レイヨングループを挙げての商品開発により作り出されたものであることを、ご理解いただきたいと思います。

<人工炭酸泉の濃度測定方法>
弊社では製品検査時や試運転時に「MRC法」により、溶解炭酸ガスの確認を行っています。
「MRC法」(特許出願・審査請求中)
炭酸ガスが溶解している浴湯をサンプリングし、所定容器中で気相中に放散させ、気相中の濃度測定により間接的に溶解濃度を測定する方法です。
MRC法は、溶存する他成分やpHの影響を受けず、また計器校正も必要のない測定方法です。
使用する検知管は専業メーカーに生産委託している専用品です。
   
<MRP社製品の濃度確認>
民生用製品(CCカーボ、ソーダバスなど)は、出荷時にMRC法にて全数検査を行い、全て基準濃度(各装置の標準条件による運転で1,000mg/L)以上であることを確認しています。
業務用製品(エクセルカーボなど)は、現地試運転時にMRC法にて調整目標濃度(標準例(2m3の側壁吐水底面還水方式の循環ろ過併用型にEC532Cを摘要)で1,000mg/L)以上であることを確認しています。
以上
 
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